2025.11.18

寄付報告

鈴木のりこ元市議様より150万円のご寄付を頂きました

フードバンクにしおが動き始めた頃より、ずっと見守り続けてくださっているのりこ様より、この度再びお力添えをいただけるということで贈呈式に出席させていてだきました。

今回は、市の学校教育課と社協を通して「フードバンクにしお」へという形でお心遣いをいただき、もちろん金銭的な面での応援はもとより、のりこ様のずっと応援し続けてくださるそのお気持ちにお話を伺っている際に感極まりました。

今年は市からも委託金をいただくことができ、なかなか資金繰りが難しかった運営も安定するかと思いきや、米騒動につづき物価高騰の煽りをうけ、利用する方も厳しい世の中ですが、支援する側にとってもなかなか厳しい1年でした。
たくさんの支援団体が困窮する方たちへ手を伸ばそうとしても、支援団体への補助金はなかなかつかないの現実です。
税金を食料に使う、食べたら消えてなくなってしまう性質の食料になかなか税金は投入しづらいのはわかりますが、逆を言い換えれば、食料でさえも手に入れることができない利用者がいるということです。

その方たちを支え続けるためには肉体的にも金銭的にも体力が必要ですが、「フードバンクにしお」はいつもたくさんの方に助けていただき、支援をしてもらい続けることができています。

のりこ様に「寄付金は色がついていないお金。この色がないお金がどれだけありがたいことか…」というお話をするとすぐに理解をしてくださり、「そういう方たちに使ってくださいね」と優しくおっしゃっていただきました。

委託金や補助金にはある程度の縛りがあります。それはお金を頂く上での条件なので、致し方がないのですが、私たちが現場で支援をしている「色がないお金」が必要な場面がたくさんあります。

・来年進級するのに体操服が用意してあげられない。(みんなで頑張って声をかけて集めますが、いただけない場合は購入して提供します。)
・学校に行くことがきまったのに、自転車が用意できない。(自転車がないことで学校を諦めてほしくないので、寄付していただけない場合は購入して提供をします。)
・電気、ガスが止まっていてお湯が温めれない(ガスボンベとカセットコンロをお渡しすることもあります。)

こういうケースの場合にのりこ様からいただいたお金は利用させていただくこともあると思います。
これからもフードバンクにしおを見守り続けていただけたら幸いです。

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